ピンスとは

ピンス（ハングルでは “ 빙수[氷水] ” ）とは、韓国のかき氷です。
シャリシャリ、ザクザクの食感を楽しむ日本のかき氷は夏の定番氷菓として
多くの人に愛されていますが、最近流行りのピンスは、その素材や食感がまるで
違います。

「雪のような氷」に各種フルーツや小豆・きな粉・生クリームやアイスクリーム
などをトッピングして味わう、ボリューム満点のデザートです。

韓国のみならずアメリカ西海岸・タイをはじめ、多くのアジアの国々や諸外国でも
雑誌などで紹介され、人気を博しています。
オールシーズン人気のピンスは、店舗独自の個性的で魅力あふれるメニューを
開発し、集客に成功しています。

2018年、東京目黒の自由が丘にも韓国のチェーン店が進出。大人気となり長蛇の列を作りました。
原宿や新大久保にもおしゃれなスイーツの人気スポットとして登場、ブームの波は各地で大きな広がりを見せています。

ピンスの歴史

01

Start

1910年頃に製氷技術が普及し始め、当初は日本のかき氷のようにシロップや小豆・きな粉をのせたシンプルなものでしたが、庶民の涼を誘う食文化として根をおろしました。
かき氷に小豆をのせたパッピンス（팥빙수）はその代名詞にもなっています。
02

evolution

時代と共にあらゆる趣向が凝らされ、珈琲や牛乳・各種飲料などをベースに彩り豊かなフルーツやアイス・ソフトクリームなどのトッピング具材も増え続けています。
03

now

今ではスイーツの域を越え、だし汁や調味料などもピンス状にして、お料理や飾りつけに応用されています。
斬新なアイデアは新しい味や食感を作り出し、限りない成長を遂げています。
04

new

細さ1㎜にも満たない繊維状のピンスを何層にも重ねた糸ピンスは、至高のふわふわ感となめらかなくちどけを楽しめる、ピンスの新たなページを刻んでいます。